この間、10月に受けたTOEICの結果が返ってきた。
「1年オーストラリアにいたんだから850は欲しいなー」と思いながら開けてみると・・・。
TOTAL SCORE: 950
ひょえーーーーー。
喜ぶのも忘れ、しばし絶句。
怠惰な私には、恐らくこれ以上は厳しいであろうと思われる、奇跡の高得点。
もう、これを期にTOEICは引退しよう・・・と思った。
最後は華やかに締めくくりたい。
私はもともと英語なんて苦手だったし、いまだって自信があるわけではない。
思い返せば小さい頃、週に1回幼稚園で英語のレッスンみたいなものがあって、
アメリカ人の先生に褒められた私はすぐ調子に乗り、「私は英語が得意!」と信じた。
ところが中学に入り、be動詞が始まるとまもなく、私は自分が英語を苦手だと悟る。
そんな私が大学2年の冬、初めての留学を決意!
ニュージーランドはオークランドへ。
親からずっと「留学してみれば?」と言われても流してたけど、
その時は当時の彼に振られたばっかりで、なんか、がんばりたかった。(ベタ)
たった1ヶ月の留学だったけど、そこから私の人生はだいぶ変わったと思う。
日本でめったにしゃべる機会もなかった外国人の友達がいっぱいできたことで、
それまで自分に見えていた世界が100倍、いや、もっともっと広がるのを感じた。
寮にはいろんな人が住んでいたけど、育ってきた環境が違えば考え方ももちろん違って、
わかりたいから、みんな夜な夜なしゃべった。辞書を片手に時には筆談、絵も描いた。
私はそこで「伝えたいことさえあれば、言葉は自然と出てくるものだ」と肌で知って、
同時に、「思いが伝わりさえすれば、言葉なんて二の次だ」ということも実感。
それからは、間違いを恐れることもなく、バンバンしゃべれるようになった。
だから、「どうやったら英語がしゃべれるようになるの?」と聞かれても、よくわからない。
でもきっと「英語をしゃべろう」とするよりも先に、
「これを伝えたい」っていう思いがあれば自然とそこには何かが出てくるのは確か!
そもそも、言語なんて想いを伝えるための「ツール」だったはずなのに、
いつからその習得が「ゴール」みたいになってしまったんだろう?
伝われば、それでいい!
とはいえ、語学力を維持するためには努力もやっぱり大事です・・・ハイ。
もったいないから、そろそろちゃんと勉強してみようかなーーー